2006年10月17日火曜日

医療整備の遅れている地域に住む人々はどうしたらいいのか?

日本での小児科医・産婦人科医の深刻なマンパワー不足はメディアに多く取り上げられていることだけれども、その深刻な状況をまともに受けるのは、他でもないこの我々ひとりひとりである。

そして、決して他人事では済まされない事件が起きた。

意識不明の妊婦、18病院が転送拒否 8日後死亡

この被害者にあたる女性は入院先の病院では十分な設備が整っていないという理由で、搬送先の病院を県内で探したがどこも満床状態で、最終的には隣県の大病院へ1時間もかけて搬送され処置を受けたが、脳出血のため亡くなったということである。

これは稀に起きる事故ではなく、日本国中どこにでも起こりうることだ。

特に、医療設備の整っていない辺境地域では、まさに『明日は我が身』となる出来事だ。

この事件において、誰(どこ)が悪いとかいうつもりはないけれど、この国の抱えている医療問題を浮き彫りにしていると思う。少子化が進み、小児科や産婦人科を閉鎖する病院もあるくらいの日本で、子供を産み育てることのリスクは大きい。

昔は安心してお産ができた地域でも、産婦人科医が常駐していない理由で出産難民(難民とつけるのはどうかと思うが…)が増えている。

今回の奈良県での事件を日本中どこでも起こりうる出来事として受け止めて、国や地方自治体は一刻も安心して出産のできる状態を整えてほしい。

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