2007年2月21日水曜日

乱読ならぬ乱聴

私は乱読するのが好きだ。

昔は1冊を丁寧にじっくり読んでいたけれど、いつのころからか数冊を並行して読む癖がついた。これがいわゆる乱読。あっちの本を読んで、こっちの本を読んで、また別の本を読む。それでそれぞれの本の内容を覚えているのだから、我ながらなかなかのものだと思う…。

それに、小説などを読むことが少なくなり、新書や雑誌等を読むことが増えたので、乱読はまさにうってつけの読み方だと思う。乱読の便利なところは、必要な情報を必要なだけ手に入れられることだと思う。私は活字中毒ではないけれど、情報中毒だとは思う。英語で言えば、information addictといったところか…。まぁ、そんなものがあるのかないのかは知らないけれど…。

インターネットとの出会いは、私の乱読癖を加速させた。

これ以上はわざわざ書くまでもないと思うけれど、情報の洪水というのはある意味、私にとってサーファーにとっての大波と同じだ。だからこそ、インターネットは素晴らしい発明だとつくづく思う。

ところで、このインターネットと同じくらい素晴らしいと思う発明がある。
それはiPodだ。たくさんの音楽をわずかトランプカードのケースほどの大きさの中に取り込んで、好きな音楽をいつでも聞くことができる。そして、複数のアルバムでのランダム再生、つまり、シャッフル再生を可能にしたことにより、私の音楽の楽しみ方がかなり変わった。

「コレが聞きたい」という曲が分からないとき、ただ単にシャッフル再生にし、自分のフィーリングにあった曲を探していく。iPodが勝手に曲を提示していってくれるから、わざわざこちらから曲を探しにいく必要がない。

こう書いてみると、きわめて受動的な聞き方であるけれども、これが心地よい。

ただし、いいことばかりでもない。
たくさんのアルバムがiPodの中に入っているのだが、いまだに一度も聞いたことのない曲がいくつもある。曲の名前が分からなかったり、どのアルバムにどの曲が入っているのか分からなかったりする。これは正直痛い…。

かつては様々なアーティストのどのアルバムにどの曲が入っているのかをそらで言えたのだけれど、いまではそれができない。大好きなパールジャムのアルバムでも、どのアルバムにどの曲が入っているのか、すべて把握できていない。これはまったく残念なことだ。

この辺のことは、何かがひとつ便利になったために支払う代償と考えておこうか。
ぼちぼち覚えていくしかないでしょうな。

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