2007年2月2日金曜日

"Where you been" by Dinosaur Jr.


この1枚は私が無人島に行くならば、ぜひ一緒に持っていきたい1枚です。

Dinosaur Jr.とくれば、知る人ぞ知るの轟音爆裂ギターのグランジの雄です(正確には雄でした…解散したので)。

私はDinosaur Jr.のファンを長くやっていますが、この『Where you been』が一番完成度が高いと思います。なぜならその1曲目の"Out there"からいきなり轟音かつメロディアスなギターが炸裂してきます。そして、"Out there"がキンというギターのネックの部分の弦を弾いたかのような音を鳴らした後、さらにポップな"Start choppin'"が始まります。

こんなにポップでありながら豪快なギターが弾けるのは、J Mascisくらいだ!!

と思ってしまうほど、豪快でいながらポップ、そして哭きのギターも入れて来ます。
90年代のロック/オルタナティブシーンで、そのようなギターが弾けるのは、Dinosaur Jr.のJ MascisとNeil Youngくらいだと評されています。この評価が正しいのかは分かりませんが、たしかにJとNeil Youngにはいくつかの共通点があるように思います。

そのひとつは“蚊の鳴くような声で歌う”ということが個人的には挙げられます。

お世辞にも美声とは言えませんが、聞き苦しいというものでもありません。
ギターの音が轟音であるがゆえに、その歌声がなんともアンバランスなようでいて実にマッチしている。Pearl JamのEddie Vedderのように男性的な歌声で歌っているとしたら、きっとバランスが崩れてしまうかもしれないような気がします。

そして、もうひとつは前述してますがギターの豪快さ。
Neil Youngは“グランジの祖”と呼ばれるくらいですから、『Harvest』のようなアコースティクな名盤を作るかと思えば、『Weld』のようなCrazy Horseを引き連れての轟音ギターアルバムを作ったりもしてるわけです。Dinour Jr.もただ単に轟音ギターなわけではなく、アコースティクな曲も疲労しています。この『Where you been』内では、"Goin' Home"がその代表にあたると思います。前半で歪みの効いたギターを鳴らしているかと思えば、アコースティクなギターの音色を後半は聞かせてくれます。

残念ながらDinosaur Jr.は解散…というか、後半はJひとりでDinosaur Jr.名義だったので、ようやく公式にも本人のみ、という表記にしたので、J Mascisということになりましたが、これといって相変わらずやってることはあんまり変わりません。いちファンとしては、Dinosaur Jr.もとい、J Mascisには彼の道をこれまで通りに歩んでいってほしいと思います。

あ、手に入れていないCDが買いたくなって来た…。

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