2007年6月5日火曜日

「ダース・ベイダーは境界性人格障害」精神科医が分析

私は『Star Wars』の大ファンであり、心理学を大学で専攻した者です。

そうなると、このタイトルに興味を持たないわけがないじゃないですか!?

「ダース・ベイダーは境界性人格障害」


映画を見ている最中にはあまり思わなかったのだけれど、考えてみればアナキン・スカイウォーカーという人物はまさに境界性人格障害を抱えた、かわいそうな人だった…。

まず、境界性人格障害についてどういうものか簡潔に紹介しておくと、次のようになります。
  1. 不安定な自己-他者のイメージ
  2. 感情・思考の制御の障害
  3. 衝動的な自己破壊行為
劇中、アナキンはいつも自分は何者なのかを気にしています。
「私は誰?」ということではなく、自分のあるべき姿についていつも思索を巡らしているわけです。

そんなこと、10代の少年少女なら誰だって抱えている悩みですが、彼の場合、その度合いが著しかった。それが次の項目に当てはまっていくわけです。そう、“感情・思考の制御の障害”ということになります。

極端な例をいくつか挙げると、まずエピソード2のワンシーンから。
アナキンは自分の母親を拉致した(挙げ句、母親はそこで息絶えてしまう)サンドピープルの集落を皆殺しにしてしまいます。皆殺しとはまさに老若男女問わず、そこにいるサンドピープルは殺していったわけです。そりゃ、助けを請うサンドピープルもいたでしょう。それでも、彼は『母親の死』と言う受け入れられない出来事を、

“サンドピープルが母親をこんなにした…”

という思いのまま虐殺を行ったわけです。

そして、別の例はエピソード3のラストシーンにおける、オビ=ワンへの逆ギレ行為です。
運悪くというか、早とちりというか、ナタリー・ポhttp://www.blogger.com/img/gl.link.gifートマン演じるパドメがオビ=ワンと一緒にアナキンを追ってきたということで、アナキンは『2人はできている』と勘違いし、オビ=ワンに逆上してライトセイバーを振り回していくわけです。まぁ、その結果は見事に返り討ちにされるわけですけれど、一旦あたまに血が上ったら、とことんまでやり抜くという彼の異常なまでの衝動性を表しています。

そして、3つ目の自己破壊行為ですが、これは先に述べた衝動性の結末に描かれていると思います。まぁ、その他に言えば、エピソード1でのポッドレースとか、ああいうのを楽しむところあたり、『死』への願望(いいかえれば行き急ぐほどのスリル感)がアドレナリンの放出とともに恍惚とした興奮になっていたのかもしれません。

ちなみに、ライトセイバーを男根の象徴として捉えた研究をしている人がいました。
それがこちら(英文です)。
いや〜、こういうのはフロイト学派の典型ですね。
時代錯誤的に扱われますけれど、案外当たっていたりするんですよね、こういうの…。

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