2007年7月10日火曜日

あくび…それは脳を冷やすためのもの

あくびって、どういうときにするもんですか?

と尋ねられたら、だいたい次のような返事を得るでしょうね。
  • 眠いから
  • 退屈だから…、もしくは
  • (脳の)血中酸素濃度が低いから
しかし、実のところ、なぜ私たちがあくびをするのか分かってないそうです。

そこで、State University of New York at AlbanyのDr. Gallupが新説を唱えています。
Now Dr. Gallup and fellow researchers have a new explanation: yawning, they said, is a way for the body to cool the brain.

その新説とは、『あくびは体が脳を冷やすためのもの』だということです。
これはかなり奇抜で面白いと思います。

さて、この新説を証明するためにどういう実験を行ったかというと、いわゆる“伝染性あくび”を利用したんです。

被験者はひとりで(実験のための)部屋に入ってもらい、そこで(表情の上では)何もしてない人、笑っている人、もしくはあくびをしている人が映っているビデオを見る。そして、マジックミラーを通して見ている観測者は、被験者が何回あくびをしたかを数える。

何人かの被験者は実験中、鼻でのみ呼吸をしてもらうようにし、その後、被験者に額に温湿布もしくは冷湿布を当ててもらう。
The volunteers were asked to step into a room by themselves and watch a video showing people behaving neutrally, laughing or yawning. Observers watching through a one-way mirror counted how many times the volunteers yawned.

Some volunteers were asked to breathe only through their noses as they watched. Later, volunteers were asked to press warm or cold packs on their foreheads.
ここで注意するのが、鼻呼吸と冷湿布は脳を冷やす効果を示すことです。
そして、これらの脳から熱を取り除く工夫が実際にあくびの回数を減らしたそうです。

さて、これはあくまでもあくびのメカニズムを証明するための理論のひとつであり、本当かどうかはさらなる研究が行われないと分かりません。

ただ、面白いのはこの説が“伝染性あくび”の説明にもチャレンジしていることです。
なぜあくびがうつるのかというと、それは警戒を怠らないためなのだそうです。これは迫り来る危険に対して警戒しておかないといけない、と進化の途中で体で学んだことだというのです。

あくびをしたときに、ちょっとこのことを思い出すと面白いかもしれませんね。

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