2007年7月24日火曜日

『女は男のどこを見ているか』

彼女とうまくいってないときには、この本を読むことをおすすめ。



男にとって女性はまさに摩訶不思議な生き物。しかし、女性にとって男は摩訶不思議な生き物かというと、決してそうではない。
女性はその生まれ持った直感をもって、男の腹の中をいとも簡単に読み取る。だから、男は女性に嘘をつけない。

そして、この本を読んで非常に感銘を受けたのが、(著者命名の)『幸せ恐怖症』という心理的な呪縛。
簡単にいってしまうと、“幸せになるのが本気で恐く、自らその幸福の芽を摘み取る行動を起こす”現象。
心当たりのある人も結構いるのかもしれない。

そして、著者によると、『幸せ恐怖症』の程度がひどい女性とは、その母親が夫との関係にとても不満を抱いていることが多いという。母親が一方的に悪いというような表現に陥ってしまいがちであるけれど、そこにはフロイト的心理分析が潜む。

娘は父親に親としての愛情を持つと同時に、異性としての愛情を持つ。
そして、娘と同性の母親がそれを嫉妬しないわけがない。ましてや母親がその夫と関係がうまくいっていない場合、嫉妬はやがて呪いのような呪縛を娘にかけることとなる。したがって、娘は“母親よりも幸せになってはいけない”と思うようになり、幸福感で満たされ始めたときにハッとこのことを思い出し、咄嗟に悲劇のヒロインとなるように振る舞うのである。そして、このとき真っ先に犠牲になるのは、彼女の恋人に当たる人物である。ただし、恋人がろくでもない男の場合には当てはまらない。恋人が良くできた人であればあるほど、彼は彼女に振り回されやすい。

しかし、注目すべきは被害者はその恋人だけでなく、その女性自身でもあるということ。
…「幸せ恐怖症」の特徴は、無意識だけど意図的に幸せを回避する(幸せを破壊する)、ということです。そして、自分はあくまでも被害者だと思い込むことです。実際、自分の幸せ(楽しみや悦び)を犠牲にしています。
(本文中より抜粋)


さて、この呪縛をどのようにして解くのか?
それが問題です。

この『幸せ恐怖症』というしがらみを女性自身が独りで断ち切るのは不可能だそう。

ここでスーパーマリオのアナロジーがあてがわれる。
クッパ率いるカメ一族に囚われたピーチ姫を救うのがマリオの役目。

ここで、クッパ城に囚われている、ということが『幸せ恐怖症』。ここから救い出すということイコール『幸せ恐怖症』から彼女を救うことになる。そこで必要なのは恋人の勇気と智恵。

本書で描かれているいい男の定義には、必ずこの“勇気と智恵”が含まれる。

男はいつの世も女性を苦難から救い助ける騎士でなければならない。

テクノラティ タグ :

2 件のコメント:

bbu さんのコメント...

大変興味深いですね。
sigmund_freudさんのエントリを
読んでいるだけで、
ふん、ふん。
なるほど、なるほど。
と引き込まれました。

チャンスがあれば
是非読みたいです。

sigmund_freud さんのコメント...

>bbuさん

私の拙い文章を読んでいただき、本当にありがとうございます。引き込まれるだなんて、このブログをやってて本当に良かったと思うほどの褒め言葉です。

この本、科学的な根拠は何もないんですが、読んでいくと結構面白く、目からうろこが落ちることがあります。チャンスがあれば、ぜひ読んでみてください。

Zenback