2008年1月18日金曜日

権利者団体「Culture First」は利権団体

日本という国に限ったことではないのだろうけれど、日本ではどうしてこうもアレな団体がこうも声高に叫ぶのだろうか?

「iPod課金」は「文化を守るため」——権利者団体が「Culture First」発表

彼らが掲げている哲学に「文化が経済至上主義の犠牲になっている」なるものがありますが、ぶっちゃけこれって、こっちが権利者団体に言いたいことそのまんまですよ。

「文化が経済至上主義の犠牲になっている」っていうフレーズは、とても耳に馴染み良いですが、これって結局、Culture Firstっていう団体の表向きのタテマエでしょう?

あらゆるタイプの芸術(音楽、絵画など)がデジタル化され、それがYouTubeをはじめとするサイトでタダ見されることに業を煮やした権利者団体が、

「じゃあ、iPodなんかのデジタル(再生)機器の値段に自分たちの取り分をあらかじめ乗せとけよ」

と裏で腹黒い魂胆丸出ししているのが容易に分かります。

「文化を守れ」と彼らは言いますが、文化を壊しているのは我々ではなく、間違いなく彼ら利権団体。
芸術作品は人々に鑑賞されて、初めてその価値を生み出します。

岡本太郎の『明日の神話』だって、メキシコにある町の資材置き場に放っておかれたのでは、人々の目に触れず、結局そのまま朽ちていってしまうだけ。

音楽だって同じことが言える。
The Beatlesの"Free as a bird"だって、ジョン・レノンの自宅に眠っていたのを掘り起こして、残りの3人で見事に名曲に仕上げたという経緯があります。



もう一度言いますが、芸術は人々の前にさらされて初めて意味を持つ。

このCulture Firstなる権利者団体は、クリエイターたちが必死の思いで作り上げた作品を我々に届かせないようにしているとしか思えない。

つまり、すべての芸術は権利者の所有物であって、我々一般の人間の手に渡らせてはダメなものだと彼らは考えているのでしょう。

「文化が経済至上主義の犠牲になっている」という彼らの主張は、本当は彼らのやっていることそのものを指しているんですよね。

umikajiさんのブログ、風のはてでとても共感できる言葉がありました。
どうやら私は認識が甘かったようです。ダウンロード違法化、ダビング10問題等の、著作権法改正問題は、単なる利益の再分配問題ではなく、文化を利権団体から私達の手に取り戻す為の戦いと考えるべきだと言うことが分かりました。
利権団体の好きなようにはさせません。

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