2008年3月23日日曜日

本当の男前はあなたを裏切ったりはしない

今日は久々に図書館にて読書の日。

『本は10冊同時に読め』を読了後、いろんなジャンルの本を読もうと決めたので、物理学セクションの本棚を物色。
そうこうしているうちに、雑誌のコーナーも気になり始めて、『商業界』なる雑誌があることに気がつく。表紙のコピー「ものづくり商人は強い!」についつい惹かれてパラパラって読み始める。

「ものつくり商人は強い!」は特集のようで、いろいろなものづくりをやっている会社のことが載っていた。特に気を惹いたのは「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」や「がんも番長」(個人的に一番好きな商品)で有名な男前豆腐店のブランディングの話。

P.27
生き残りを懸けるには、商品の質を良くし、結果として単価を上げていくしかない。味にこだわることこそ真っ当なマネジメントだと考えた伊藤社長は、自ら商品開発を手掛けることにした。
ここに男前豆腐が生まれるコンセプトがある。

伊藤信吾社長は貿易会社に勤務のあと、父親が経営する会社で豆腐を作ることになったのだそうだが、そこで上記の考えが生まれたそう。たしかに、男前豆腐が現れるまで、私自身、豆腐は1丁100円前後の食品だとばかり思っていたし、味にこだわりにもなかった。「豆腐なんてどれも同じ味」というのが、私の豆腐への認識だった。

P.28
「ブランドはエゴの塊であり、組織から飛び出す覚悟がなければできないことでした。それは自己責任の世界でもあります。また自分が作った商品を世に出したいという、強い意志がなければ前には進めません」
なるほど、ブランドとは自社の製品に対するプライドや品質に対する思い入れの表れなのだ。だいたいブランドものには、どこか尖っているところがある。その尖った部分が“エゴ”なんだろうな。

ということは、ブランディングを成功させるためには、その経営者や仕掛人はある程度エゴイストである必要があるってことだ。

そこで思い浮かぶのは、やっぱりAppleの創業者、Steve Jobs。

彼ほどエゴイストな人はそうそういないだろう(もちろん、経営するという意味合いで)。Appleの製品を誰よりもこよなく愛し、そのデザインから品質にまで徹底的にこだわる。こういうのをマイクロマネジメントというそうだ。それがなければ、今日のAppleはなかっただろう。もちろん、MacもiPodもiPhoneもMacBook Airもありえなかっただろう。Jobs不在のAppleが迷走に迷走を重ねていたことを考えると、それは明らかだ。

かつては酷い経営者のレッテルを貼られていたJobsもiPodの大成功により、周囲の彼に対する見方が180°変わったそうな。いいものを作ろうとするなら、どんな細部にでもこだわりを貫く。妥協は許さないのだ。そして、それはあらゆる種類のビジネスでも成功を収める秘訣なのだろう。ものづくりを生業としているなら、なおさらその傾向は強いだろう。

「本当の男前はあなたを裏切ったりはしない」

それが男前豆腐店のコンセプトらしい。ただひたすらカッコいい。カッコ良すぎる…。
そして、この言葉は誰にでも当てはまる。

P.29
「本当の男前」の部分を、あなたの店の店名、ブランドに置き換えてみてほしい。そう、本当のものづくり商人は、決してお客を裏切らないのだ。
そう、まさにそれこそが私の言いたかったこと!!

ものづくり商人は、全身全霊でものづくりをしていかなかればならないのだ。

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