2008年3月12日水曜日

アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン MSとヤフーが賛同 - ITmedia News

アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン MSとヤフーが賛同 - ITmedia News
アグネス・チャンさんらが呼び掛け人として、いわゆる児童ポルノに反対する「なくそう!子どもポルノ」キャンペーンのネット署名受け付けが3月11日始まった。児童ポルノの単純所持の違法化や、アニメや漫画、ゲームなどで児童を性的に描いたものも「準児童ポルノ」として違法化するよう政府・国会に求めていく。キャンペーンにはマイクロソフトとヤフーが企業として賛同した。
こういう規制を生み出そうとしているニュースがあったので、思わず反応せずにはいられない。

基本的に私も『児童ポルノ』なるものは規制されるべきだと考えているけれど、そのやり方が問題だ。
(1)現行法が禁じていない単純所持も違法化・処罰の対象に、(2)被写体が実在するか否かを問わず、児童の性的な姿態や虐待などを写実的に描写したものを「準児童ポルノ」として違法化
呼びかけ人の後藤啓二弁護士によると、「準児童ポルノ」は「アニメ、漫画、ゲームソフトなどと、18歳以上の人が児童を演じるようなビデオなど」。アニメや漫画、ゲームソフトは「写実的なものに限られる。ちょっと漫画で子どもの裸を描いたからといって規制はありえない」という。
また「18歳以上の人が児童を演じる」については、「子どもと見分けがつかないような、例えばセーラー服を着ているとか」といったもので、「出演者の年齢確認ができないことをもってこうしたものがはんらんしているため」と説明した。ただ、「明らかに児童でない人の場合は対象外になると思う」とした。
ということだけれど、こういう曖昧な表現は規制を作る側がなんとでもその範囲を変えてしまえる抜け穴がある。

“子どもに対する性的虐待を性目的で描写した写真、動画、漫画、アニメーションなどを製造、譲渡、貸与、広告宣伝する行為”が対象になるのだとしたら、日本文学の金字塔である『源氏物語』紫式部著)はその内容からすると確実に規制の対象に当たるはず。そして、近代文学からは谷崎潤一郎の代表作である『痴人の愛』なんかも規制の対象となるはず。


こういう規制を作ろうっていう人たちは、勢いだけで作ろうとしているんじゃないかな、と思う。この規制によってがんじがらめになるのは、逆に作った本人たちではないのだろうかとも思う。

P.S. ちなみに、この規制が通るとすると、グラビアアイドルの写真集やDVDなんかはほとんどの規制にあたるんじゃないだろうか。ファンを敵に回すことになるだろうなぁ…。



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