2008年6月26日木曜日

つべこべ言う前に生きろ!!

基本的にこういう話はタイトルを読んだだけで、本当に涙腺が緩みます。

足が無くても頑張って義足で歩く犬 - GIGAZINE
この子犬の名前は「ホープ」。事故で足を無くしたわけではなく、生まれたときから前足が無かったとのこと。飛び跳ねるようにして歩いていたのですが、背骨を含む骨に大きなダメージを与える可能性があるため、義足を利用することになったようです。
まず、名前からして私には成す術がない。

生まれながらにして前足がない子犬に、「ホープ」(英語で「希望」ですね)と名付けるのは反則です。

もうこれだけでかなり目頭が熱くなってきてます…。このまま最後までちゃんと書けるのだろうか…。

そして、こちらはそのホープの動画。とても華奢な体ですが、とてもエネルギッシュです。

ただ、BGMはなんとかならんか?たしか、ベートーベンの第九のような気がするが、ちょっとミスマッチじゃないか?



このホープに限らず、動物は皆、とてもシンプルな生き方をしています。たとえ飼い犬、飼い猫であろうとも、彼ら彼女らは人間のような複雑な世界では生きてません。というか、動物たちは世界を複雑なものにしようとはしないんですよね。

悪く言ってしまうと、本能のまま(?)に生きているわけですが、それが時としてとても力強く見えるのです。

パスカルは「人間は考える葦」だと『パンセ』の中で説きましたが、それはそれで正しい。

人間一人ひとりはか弱い存在だけれども、「考える」という点において他の動物たちと違う。しかし、その「考える」という行為自体が時として、人間の足かせになる。

人があれこれ悩むのは、「考える」という人間特有の能力があるから。人は悩み始めると愚痴をこぼしたり、眠れなくなったり、酒に溺れたり、人に危害を加えたり…と、いくらでも悪い面が出てきます。

しかし、動物たちは人間ほどくよくよ悩んだりはしない。動物たちに「考える」とか「悩みがない」といった能力がないとは言い切れませんが、少なくとも人間ほど深く考えたり、悩んだりはしない。だから、動物たちは動く。生きる。四の五の言わずに、とにかく自分が生きていくために、自分の「生命」を生きる。シンプルだけど、これほどまでに力強い姿はない。

ホープは生まれつきながらにして前足がないのだけど、彼(彼女?)がそのことを悔いているとは到底思えない。ホープにとって、「前足がない」というのはデフォルトの状態であって、自分の中に「前足がない」という状態と比較する対象がない。さらに、ホープ(動物と言い換えてもいい)にそのことを悔いるほどの能力があるのだろうか?彼は与えられた生命を懸命に生きる。ただそれだけ。

人間はその高度な能力故に、ドツボにハマりやすい。

しかし、目の前にある悩み/問題を解決するには、前へ1歩踏み出すしかない。「どうしよう、どうしよう…?」と悩んでいるよりも、行動を起こせばいい。悩んでいるのは結果が目の前にないから。行動を起こせば、結果が自ずとついてくる。そこで初めて「次に何をすべきか?」が見えてくる。

だから、思うんです。

「つべこべ言う前に生きろ!!」


って。

ホープをはじめ、いわゆる四肢が不自由な動物たちは、私たちに「生きる術」を全身全霊で見(魅)せてくれる。



あ〜、やっぱり最後はホープにまんまとやられちゃいましたよ…(涙)

4163572600盲導犬クイールの一生
石黒 謙吾
文藝春秋 2001-04

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4757213557障害犬タローの毎日
佐々木 ゆり
アスペクト 2007-04-27

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