2009年1月10日土曜日

書評:『読書は1冊のノートにまとめなさい』

読書が趣味でも、それが自分の肥やしになっていなければ意味がない。

で、どうせ本を読むなら、自分の血となり肉となる読書の仕方をしたいので、『読書は1冊のノートにまとめなさい』を購入しました。実は、著者である奥野宣之氏の前著『情報は1冊のノートにまとめなさい』を読んでいるので、今回の内容の半分は想像がついたんですが、とりあえず読んどけって感じで読みました。

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奥野宣之

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まず、基本は前著の『情報は1冊のノートにまとめなさい』に書いてあることそのもの。勘のいい人、頭の回転の速い人、いわゆる柔軟な発想力のある人なら、前著を読んだ時点で、もうこの本を読む必要はないと思います。とにかく100円ショップで買えるノートを活用して、あらゆる情報を一元管理するという、超アナログなやり方こそがそのものだからです。

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…と、ここで終わっていたら、前著と何も変わっていないので、買った人はお金の無駄遣いをしてしまうわけですが、若干異なる点があります。それは読書(=インプット)をしたら、ブログなどで書評をするなどして必ずアウトプットをする、という自発的な行為を啓蒙している点にあると思います。

なぜアウトプットすることが重要か?

それは自分自身の中の情報の受け皿を大きくするためだ、と説いています。

P.85
アウトプットを前提とすることでインプットの能力がアップするわけですね。
つまり、「この本を読んで自分は何を学ぶのか?」という目的意識がはっきりしていれば、知識を吸収しやすい体質に頭脳改造しちゃえるわけです。

この本で紹介されている読書ノートを作るかどうかは、個々人で差があると思います。ものすっごいアナログな人で、「ペンでノートにどんどん書き連ねていくのが快感でたまらない〜!!」という人には超オススメです。

私的にはいまのところ、アナログなやり方でA5ノートにつらつらと書き貯めているところです。自分の手で実際に書くという行為が、記憶として定着させることに一役買っていると思うんですが、それが最善とは言えませんね。

読書ノートを作成したあと、「タイトル」「著者」「日付」でデータベースを作っていくことになっているんですが、それだったら初めからテキストエディタに書いたらいいんじゃないの?とも思うわけですが…。個人的にはFileMakerのBentoを使って、読書ノートを作成/管理するのが一番良さそうな気がします。

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そして、なによりも陥ってはいけないのは、読書ノートを作成することがメインになってしまって、読書から何を学ぶか?がすっぽりと抜けてしまうことでしょうね。読書をする際には、とにかく「自分は何のためにこの本を読むのか?」そのこと一点だけは明確にしておかなきゃならないですね。

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