2009年2月10日火曜日

書評:『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』

ようやくブログの更新にありつけました。ブログを更新してないと、かなりのストレスになります。ブログの更新が自分の日常の一部になっていたんですね。長く滞ると、ほんとに精神的にヤバい状態になります…(汗)。

さて、以前から気になっていて年始に一気に読んで、そのあと何度か読み返している本が『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』です。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
小宮 一慶

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-09-15
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正直なところ、ディスカバー・トゥエンティワン社の新書は、他社の新書群と比べて価格設定が若干高めです。ほとんどの新書が700~800円台であるのに対し、ディスカバー社は1,050円(税込み)。なので、新書でありながらも気軽に購入できない自分がいます…orz

目次はこちら
    はじめに
  1. 速読
  2. 通読レベル1
  3. 通読レベル2
  4. 熟読
  5. 重読
  6. 読書力を高める八つのポイント
  7. 本書で紹介した小宮流読書法別ビジネスマンのための必読書60
  8. あとがき
昨年の暮れから、ずっと読書術関連の書籍ばっかりを読んでいて、どうもその流れに乗っかって、本書を手に取った次第です。結論から言って、自分に適した読書法というのは、やはり自分自身で編み出すしかないと思うのですが、本書の紹介している読書術(法)が自分には一番適しているように思いました。

なぜそう思うのかは、小宮氏の論理力というべきでしょう。とにかく文章の校正が美しいと感じました。すごく分かりやすいんです。

決して平易な文章ではないと思いますが、論理的に話が進んでいくので、ひとつひとつの内容が頭の中にストン、ストンと落ちていく感じなんです。

読書を通して頭を良くしていく、という喩えを車で紹介しています。
P.38
頭をよくするというのは、車でいうと、エンジンの排気量を大きくすることです。
「読書」というものを情報のインストールとして紹介している本もありますが、自分的にはこちら(車のエンジン)の方がイメージとして捉えやすく、賢くなるためには脳のスペックをガンッと上げないといかんのだな、と納得してしまったわけです。

あと、これは自分自身、大学時代に経験したことでもあるのですが、速読するにはある程度、前情報が必要だな、ってことです。未知の領域の本を速読しても、そこから得られるものはわずかになってしまいがちです。だからこそ、「関心の幅」を広げることが大事なのだな、と感じていたわけなのです。

小宮氏は本書で速読を身につけるステップとして、次の2段階を説いています。
  1. まずは自分の専門分野でのコンスタントなインプットを持つこと。
  2. 「関心の幅」を広げること。
2段階の「関心の幅」を広げるには、新聞が効果的とのことです。

速読のことが何かにつけて取り上げられますが、私に適した速読法はこれが一番適しているような気がします。

そして、通読、熟読、重読とさらに高次元の読書法を説き、人生を豊かにするには、重読に値する書物を何度も何度も読むことが大切だと説かれています。重読に値する本は、俄然、古典が多くなります。古典はまさに選び抜かれた書物であり、読み始めは意味が分からなくとも、読書百遍意自ずから通ずの言葉通り、やがて自身の肉となり血となるでしょう。

そんなわけで、ディスカバー社の『菜根譚』もついでに購入してしまったわけなんですけど…(笑)。

中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚
祐木 亜子

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007-12-15
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この『菜根譚』、パラッと開いたところを読むんですが、とにかく深いです。これって、たぶんその時々で読んで思うことが変わってくるのだろうと思いますし、年代でももちろん変わってくると思います。さらに、これを読んだことのある人と、そうでない人の間には、大きな差が生まれるんじゃないかと思うくらいです。

たかが読書。されど読書です。

本を読まないで人生を終えるなんて、私的にはありえないことです。WiiもPS3もDSもXBOXもいらない。それにお金を注ぐくらいなら、私はその分のお金を本に注ぎ込みたい。

本書の最後の方に小宮氏オススメの書籍リストがあります。これはかなり参考になります。助かりますッ!!

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