2009年11月1日日曜日

何が男を父親にさせてくれるのか?

10月20日に第一子が生まれて、もう2週間が経とうとしています。

赤ん坊は日々すくすくと育っていっているのも、奥さんが毎日母乳をあげてくれているおかげです。母乳がまだほとばしるほど出ているようではないので、赤ちゃんはたまにぐずりますが、それでも母乳9割、ミルク1割の割合で赤ちゃんのお腹を満たせてあげているそうです。

生まれたばかりの頃は、母乳が出なくてミルクをあげていましたが、今週の月曜日に病院から家に戻って来てから、徐々に母乳の出が良くなって来ました。それでようやくBreast-feeding開始ってところです。

母乳が出ないことで、奥さんは女性/母親として自信を失いかけていたのですが、

「母乳が出ないことで、この子はママを絶対に責めたりしないよ。責めるとしたら、ママが自分に愛情を注いでくれないときだよ」

と彼女を励まし、その甲斐あってか今では母親としての風格が漂って来ています(ヨカッタ!!)。

しかし、今度は自分が育児(と呼んでいいのか?)にstuckしています。

なぜか?
それは父親として、この子に何をしてあげればいいのか分からなくなるんです。

思えば、父親というのは孤独なものなのかもしれません。

「この子のためになら、俺は何だってやるぜ!」
「どんなことがあっても、俺はこの子のことを信じる!」


と思ったとしても、男が、父親が生まれたばかりの我が子にできることは少なく見えて仕方ないです…。

女性はその体内に生命を宿し、9〜10ヶ月後にはその新しい生命を(自然分娩であろうが、帝王切開であろうが関係なく)この世に送り出します。そして、自らの乳房で赤ん坊に母乳を与え、赤ん坊はそのまま母親の胸の中で眠りに入ってしまいます。当然、女性は自ずと寝食を赤ん坊と過ごすわけです。まさに女性の行うことすべてが「育児」になっています。

しかし、男性の場合、何にもすることがないんです。
奥さんの出産に立ち会いました。でも、彼女を励ましたり、痛いところを揉んであげたり、白湯をたまに飲ませてあげたり、と身の回りの世話はできるんですが、

「男はこんなことくらいしかできないのか…」

と陣痛で苦悶の表情を浮かべる奥さんの腰を押しながら思いました。

我が子が母親の胎内から外に出て来てからも、これといってすることがありません。奥さんが母乳を与えていて十分な量を赤ちゃんに与えることができない場合、ミルクをあげるようにしています。そのミルクを飲ませてあげるのが自分の役割。この瞬間こそ、赤ちゃんと自分がもっとも近づける瞬間と言えるような気がします。

しかし、その貴重な役目も代替が利くものなので、奥さんのお母さんに持って行かれたりしてます…orz

我が子がかわいくない訳じゃないんです。問答無用に我が子はかわいいです。この子ためなら死ねるでしょう。

それだけ息子のことを思っていても、父親というのはその気持ちを表す方法が少ない(気がする)のです。そんなことを思うたびに、

自分はこの子にとって、どういう存在なんだろうか…?
自分など無意味な存在なんじゃないか?


と本気で思えて来る今日この頃です。
書類上では、この子の父親は自分ですし、もちろん、生物学上的にもこの子の父親は自分です。しかし、それはただ単に事実なだけであって、自分をこの子の父親にさせてくれるほどの強烈な理由ではありません。

自分はどこかで「父親としての実感」を掴まないと、このままでは我が子から「一緒に住んでるオッサン」として認識されてしまうのではないかと危惧しています…。

Here goes my question: What makes me be a father of my son?

このあたりの本を絶対に読まないと精神的にヤバいな…。
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2 件のコメント:

HxL さんのコメント...

Sigmundさん、子育て頑張ってますか。

この記事の内容、僕も似たような気持ちになったことがあったので、ちょっとコメントを。

確かに生まれたての赤ちゃんに対して直接的に父親がしてあげられる事はないような気がします。
ただ、僕が感じたのは赤ちゃんは目がまだ見えてなくても、父親が母親に対して優しくしているかどうかは肌で感じているような気がします。

また父親の役目は今時点ではなく、もう少し息子が大きくなった時に出てくるのかな、とも思っています。

僕も手探り状態ですが、お互い頑張りましょうね。

sigmund_freud さんのコメント...

>Hio Leeさん
コメントありがとうございます。
子育て、楽しんでますよ〜。

このエントリーはちょっと思い切って、自分の内面をさらけ出してみようと思ったものです。それだけ、自分に自信が持てなくなっていたという精神状態だったのかもしれません。

Hiro Leeさんのこの部分:
>僕が感じたのは赤ちゃんは目がまだ見えてなくても、父親が母親に対して優しくしているかどうかは肌で感じているような気がします。
は、とても分かりやすく、父親として何ができるかの実例として、大変参考になりました。

赤ちゃんが生まれてから、父親ってほんと出番がないというか、蚊帳の外にいるっぽい感じになってしまうんですよね。もちろん、僕ももっと赤ちゃんに触れたいし、子育てを積極的にやりたい気持ちでいっぱいなんですが、どうしてもママの役割が非常に大きいです。

Hiro Leeさんの赤ちゃんも、もう「赤ちゃん」から「息子さん」と呼ぶにふさわしい成長を見せていますもんね。あのブログは、いいですよ。なんか「やられた〜」って気になります。1年くらいであんなに成長するんですね、人って。自分の息子の成長も、さらに楽しめそうです。

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