2010年2月4日木曜日

米作家サリンジャー氏死去

昨日アップしようとしたニュース。

米作家サリンジャー氏死去 「ライ麦畑」が世界的人気 - 47NEWS(よんななニュース)
【ニューヨーク共同】1951年の青春小説「ライ麦畑でつかまえて」で世界的に知られる米作家J・D・サリンジャー氏が27日、米東部ニューハンプシャー州コーニッシュの自宅で老衰のため死去した。91歳。同氏の代理人が28日発表した。極めて寡作で65年以降は作品を公表せず、高い塀に囲まれた家で隠居し、公の場に姿を現さない伝説的な存在だった。
J.D.サリンジャー氏といえば、言わずもがな『ライ麦畑でつかまえて(原題:The Catcher in the Rye)』ですね。

初めてこの本を読んだのは、たしか高校1年生の頃だったと思う。村上春樹訳が出たのは2003年くらいだったと思うけど、高校生の自分が読んだのは白水社の上半分が青で、下半分が白のやつだった。

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↑これですね。

『ライ麦畑でつかまえて』が日本で大ベストセラーになったきっかけは、キョンキョン(小泉今日子さんですね)がこの本を愛読書とインタビューか何かで答えたからだそう…。しかし、そういう“芸能人の愛読書”というフレコミがなくとも、本書はじゅうぶん名著として多くの人に読まれているのは周知の事実。

しかし、その著者であるJ.D.サリンジャー氏という人は、まったくの秘密の人で、若い頃の写真がメディアで紹介されるだけで、それ以外の写真が皆無と言っていいくらい正体不明の人だった。

その後、『重力の虹』という違う著者[Thomas Pynchon(トマス・ピンチョン)]の作品を読んだとき、なぜかサリンジャー氏を思い出した。ピンチョン氏もメディアに顔出さない人で、神秘的なイメージがあり、その辺がサリンジャー氏とダブってみえたのかもしれない。もちろん、別人ではあるけれど。

サリンジャー氏は1965年以降、小説を書かず、伝説的な人になってしまわれたのが、こうして91歳の人生を全うされた。非常に寡作な作家ではあったけれど、そのどれもが珠玉の名作の誉れ高いと思う。『ライ麦畑でつかまえて』然り、『ナイン・ストーリーズ』然り…。個人的に好きなのは『フラニーとゾーイー』なんだけど。どれも10〜20代の繊細な心情を描いていると思う。久々に読み返してみようかな。

キャッチャー・イン・ザ・ライ
キャッチャー・イン・ザ・ライ村上 春樹

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ナイン・ストーリーズ (新潮文庫) グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー) ライ麦畑でつかまえて―The catcher in the rye 【講談社英語文庫】 (Kodansha English library) フラニーとゾーイー (新潮文庫) 翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)

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