2011年8月29日月曜日

読書メモ:『座右のニーチェ』

自分がまだ高校生くらいだったかのころ、好んで哲学書を読んでいた時期がありまして、当然ニーチェも読みました。

ニーチェといえば、『ツァラトゥストラ』。『ツァラトゥストラ』といえば、ニーチェ。

というくらい、彼の超が付く代表作であります。

無論、当時の自分も読んでいたはずなのだろけど、斎藤孝氏の『座右のニーチェ』を読むと、高校生の自分がいかに浅い読書をしていたのかが分かります。

本書を読み始めて、「そんなことが書いてあったのか!?」と思うところもしばしば…(汗

まず大胆に自分自身を信ずるがよいーおまえたち自身とおまえたちの内蔵を信ずるがよい。自分自身を信じない者のことばは、つねに嘘になる。

「自分自身を信じない者のことばは、つねに嘘になる」という一文にドキリとしました。

「自分が自分自身を信じているか」なんて普段あんまり考えてないから、自分の言葉って説得力がないんだな…と我を振り返りました…。

常に自分自身が「今」に生きていることを感じ、自分自身の「存在」を「今(ここ)」に感じているのであれば、自ずと言葉にずしりとした質量が加わるような気がします。

いつの時代の、どこにでもいる誰かになってはいけない。

この時代の、今ここにいる自分自身であれ。

そんなふうに上記のニーチェの言葉は僕に響いてきました。

ものすごく抽象的なことを書いてしまいましたが、自分としては何かを掴めた感覚があります。グリップ感があります。

「この時代の、今ここにいる自分自身であれ」

この言葉は自分にとって、とても大事な言葉になりそうな気がします。

 

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